外苑東通り沿道地域グランドビジョン策定
都市再生緊急整備地域における幹線道路沿道地域の将来構想
江戸期から残る麻布台地の尾根道である外苑東通りは、台地と谷地が複雑に入り組む地形を背景として、明治期以降に欧米の文化がいち早く根付き、今なお先進的な情報が発信されてきている地域です。この地域を対象とした外苑東通り研究会(座長:伊藤滋早稲田大学特命教授)のワーキングチームとして、都市計画道路の未整備区間が多いこと、大規模な都市開発動向が顕著なことを背景に、歩行者空間や広場空間などパブリックスペースの質や量の向上・拡充による「グレート・ストリート(素敵な街路)からはじめるまちづくり(=東京文化都心構想)」をコンセプトに、都市戦略としてのグランドビジョンを策定しました。その後、エリアマネージメントへの発展を期待しつつ、地元のみちづくり活動の支援や、地域需要と行政間の調整支援等、多様な活動を現在も行っています。
- 所在地
- 東京都港区
- 業務内容
- 都市戦略策定 地域まちづくり活動支援 エリアプロモーション・プラン作成等
- 業務期間
- 2002.07 – 2005.03
- 事業主
- 財団法人日本地域開発センター
- 対象エリア
- 約2.8kmの外苑東通りの沿道